Words by Father Yousuke Hosada
ロングスケートボードは、滑る楽しさの他に、自然との触れ合いや新しい仲間との出会いもあり、やっていて良かったと思える瞬間が沢山あると思います。これは大人だけではなく子供も一緒です。この最高の瞬間を我が子と共有出来たら、こんな嬉しい事はないですよね。
今回はお子様とロングスケートボードを楽しんでいる、神奈川県の細田 洋介さんにご協力いただき、子供達がロングボードを安全に楽しむ為の取り組みについて考えてみました。
1 . 安全の確保
ヘルメットとプロテクターは必須です。ロングスケートボードはとてもスムーズに進み、スピードも乗ってきやすいです。その為、生身で乗って転倒をすれば身体中傷だらけになり、頭を打ってしまうと命が危険も考えられます。
子供が怪我をしてしまっては子供も自分も楽しくなくなってしまいますし、怖がってしまってやる気を無くしてしまいます。
怪我はつきのものスポーツなので多少はしかたがない事ではありますが、不慮の事故を防ぎ、不注意による大きい怪我を未然に防ぐ事が、このスポーツを楽しむ上では欠かせません。そして、大人が率先してヘルメットとプロテクターを着用して子供達のお手本になる事も大切な事だと思います。子供に、あの人はヘルメットを被って無いから自分も被りたくないと言われてしまっては身も蓋もないですからね。
ビギナーズ ガイド
2 . 仲間
パークと違い、滑る場所が道路に限られるので仲間との情報共有と地域の方との交流はとても大切です。一緒に滑っているロングボーダー全員で、そこを通行する人や自動車など、道路状況を常に知らせ合う事で事故等の問題が起きる事を事前に防ぎ、地域の方々にも挨拶は欠かさず、コミュニケーションもとる。それを子供にも見せて覚えてもらう。ここでも周りの大人達がお手本となって長く遊べる環境を作る方法を子供達に受け継いでいく事が、今後の日本のロングスケートボードの未来に繋がっていくのではないでしょうか。そしてやはり一番は仲間とワイワイと楽しく滑れる事。最高の時間を子供にも体験して欲しいですね。
ギア説明 ~ブッシュ~
3 . 楽しむ
ご自身も我が子と一緒にロングスケートボードを楽しむ事をお勧めします。一緒にロングスケートボードで遊んでいると非現実的な素晴らしい体験が沢山出来ます。このスポーツは遠くまで遠征する機会も多いです。
細田さんは車内での子供との時間を大切にしていて、スケートをしている時間は子供としてでは無く、仲間として接しているそうです。
細田さんはこう話しています。「とにかく親子で同じ時間を共有して下さい。上手くは言えませんが、普段では見えない、新しい何かが見えてくるかもしれません。」
キッズロングボーダーが増えてきたら親子で参加の交流滑走会を開くのも楽しいそうですね。夢が広がります。
日本からもスポンサーがつくような凄腕のキッズロングボーダーが誕生する事を願っています。
ロングスケートをより楽しむための5条の項目
Quick Guide to Getting Your Kids Into Longboarding