さぁ、やってきましたビギナーズガイドvol.3!こんにちは、宅間です。
ついに梅雨があけましたね。暑いとわかっていてもついつい滑ってプチ熱中症を繰り返す日々です(笑)
では始めましょうか!
今回はちょっと前回の話からは反れますが、ダウンヒルとフリーライドの定義といいますか、それぞれどういったロングボードスタイルなのかを書こうと思います。
どっちも下り坂の道で遊ぶスタイルだしちょっと分かり辛いですよね。という事でまた一発解決しちゃいましょう。
専門用語が出てきますが、記事の最後に用語集をつけたのでご参照ください。
ダウンヒル(Downhill)
スピードボーディングとも言います。
ダウンヒルは最大限に速く走るスタイル。キーワードは速く!とにかく速く(笑)
冗談に聞こえますが本当です。
フットブーキやエアーブレーキといった減速する為のテクニックと、コーナーを速く抜けていく為に必要なハンズダウンスライドのプレドリフト等を駆使して、下り坂の峠道をとにかく速く走り抜ける!これがダウンヒルです。原動機のついていないロングスケートボードで速く走る為には、ライン取りやプレドリフトの精度、経験が必要です。その奥の深さからダウンヒルの虜になってしまい、これ無しでは生きていけない人もいる程。僕もその1人(笑)
ご存知かもしれませんが毎年ワールドカップレースが行われていて、世界では大変盛り上がっています。レースでの平均速度は50km~70kmで、コースよってはトップスピードが80kmから100kmオーバーまでにおよび、そのレベルは年々あがっています。
より速く走る為に、ギアもどんどん進化していて、その中から自分なりのセッティングを見つけるのも楽しみの一つです。スポーツ色の強いスタイル。
フリーライド(Freeride)
こちらはダウンヒルとは対称的で、スタンドアップスライドの180(ワンエイティー)やチェックスライドといったテクニックを楽しみながら下り坂を自由に滑っていくスタイル。速度も自由。
ここ数年で急激な成長を遂げたスタイルで、最近ではダウンヒルに近いスピードで遊ぶファストフリーライドが世界的に流行。非公式ではありますがノーハンドレースも行われる程盛り上がりを見せており、それに比例してレベルもどんどんあがっています。
使用されるボードも年々変化していて、最初はダウンヒルと同様のボードが主流でしたが、よりテクニカルな動きが出来るようにウィールベースがどんどん短くなっていきました。現在ではストリートスケートとの融合傾向にあり、より短いウィールベースにシングルもしくはダブルキックテールのボードを使用し、オーリーやボードスライド等のテクニックを取り入れたスタイルが目立っています。
ザックリとですがこんなところです。これでまた一歩ロンスケの世界に足を踏み入れる事が出来ましたね (笑)
今回はちょっと短いので夏の山のマメ知識を伝授しましょう。
この時期山へ行くと山ほどいますよね〜虫が!山だけに………… その中でも特に厄介なアブ!ブンブンと飛び回っては追いかけて来てほんと迷惑ですよね。
結構勘違いしがちなのですが、アブって蜂じゃないので刺さないんですよ。奴らは吸血バエなので噛みます。なのでハエ叩き感覚で素手でひっぱたいて大丈夫なんです!武器にビーサンを使えば攻撃力とスピードが4倍になります(笑)
僕の討伐記録は30分くらいで50匹オーバー!!!もはや撃墜王です!
でもスズメバチをウシアカアブと間違えて攻撃しちゃうと、とんでもない事になるので注意しましょう!スズメバチの居る所で虫除けスプレーを使うのもダメですよー!香料に反応してマジギレされます(笑)
皆様良い夏を!
Keep on Longboarding!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
用語集
フットブレーキ
滑走中に後ろ側の足を地面に擦り付けて減速を行うテクニック
エアーブレーキ
風の抵抗を利用して減速するテクニック。上体を起こし両腕を左右に広げて行います。
ハンズダウンスライド
地面に手を着いて行うスライドテクニック総称
プレドリフト
横滑りをしながらコーナーに侵入し、途中で横滑りから復帰する。減速とコーナリングを同時に行うテクニック。ダウンヒルを行う上で最も重要とも言えます。
スタンドアップスライド
ハンズダウンスライドとは対象的で、高い体勢のままスライドをするテクニック、180度回転をする180(ワンエイティー)やプレドリフトと同じスライドをスタンドアップで行うチェックスライド等、他にも様々なテクニックがあるフリーライドのメインテクニックです。
オーリー
テール(末端)を蹴りながらジャンプをして、更にノーズ(先端)も蹴ってボードを浮かせるテクニック。
ボードスライド
セクションにボードの腹を当てながら滑るテクニック。