北海道のKです!
僕の使っているギア紹介第3弾、最終回です!最終回はデッキ!
今僕が使っているのはドイツのロンスケメーカー、Rootの「Slayer of the Unicorn」です!最近はこの板をSate[Slate]のテスト用として乗っているので、レビューします!
まず、Rootというメーカーを聞いたことのない人の方が 多いと思うので、その話を、、、
2009年から、ドイツ南西部のシュトゥットガルトを拠点に、ハイクオリティなロングボードを作っている『Root Longboards』。ボードのコアに異なる木材を組み合わせ使用することにより、捻れやへたりを抑え、安定したフレックスを実現しています!とのことです。
今回テスト用に板を選ばせてもらえたので、オールラウンドに使えそうな「Slayer of the Unicorn」のフレックスはスティフ(硬い方)をチョイスしました!

- 長さ :104.50cm(41.142インチ)
- 幅 :23.50cm(9.252インチ)
- ウィールベース :72,00〜75,00cm(28.346〜29.528インチ)
- 構造 :ロッカー、マイクロドロップ、Wコンケーブ、ダブルキック、フレアードウィールウェル、ダブルウッドコア、ファイバーグラス、カーボン
- フレックス :ミディアム/スティフ(2種類)
- コンケーブ :ミディアム
- マウント :トップマウント
まず、このデッキを選ぶ前に、僕が次に乗るデッキに求める条件として考えていたのが、
・ステップ、ダンスもしたいので、長さは40〜42インチくらい。
・オーリーやショービットなどのフラットトリックを連続でやりたいので形が左右対称のダブルキック。
・ウィールベースは、25インチのデッキに乗っていて、スタンス幅が少し窮屈だったので、26〜27インチ。
・足裏の引っ掛かりがもっと欲しいから、コンケーブは少し強め(できればWコンケーブ)
ということだったのですが、デッキの形がほぼ理想通りだったので、この「Slayer of the Unicorn」を選びました!
・・・乗った感じは、理想通りでした!(笑)
コンケーブがミディアムということですが、エッジ部分をしっかりと足裏で感じることができます。Wコンケーブの板中央の盛り上がりはそこまで強くなく、ステップの時には違和感をそんなに感じないですが、スライドの時には土踏まずにしっかり引っ掛かってくれます!Wコンケーブはチェックスライドの戻しやスライドショービット、360スライドなど、板を足裏で押し出したり引っ張ったりする時に土踏まずに引っ掛かって技のキレが増すので大好きです!!

ウィールベースが考えていたものよりもわずかに長い分キックの長さが短くなるので、オーリーやノーコンプライなど、板を地面にヒットさせるトリックが少し不安でしたが、そこも全く問題ありません!(ウィールベースは一番短くしています。)
むしろ、スピードが出た時のワボリング(グラグラするやつ)もウィールベースの短い時より少なくなり、調子はかなり良いです!
そして特筆したいのは、デッキがかなり丈夫に作られています!
これは思った以上で、トリックの練習で板をスポ〜ンと前に流してしまい、縁石や電柱にガツ〜ンとぶつけて、板が欠けてしまったり、ぐちゃっとトップシートが浮いてしまったりよくするんですが、このルートのデッキは相当強くぶつけてしまっても割れたり欠けたりしませんでした!!
さすがドイツのメーカーらしく(?)作りのクオリティの高さを感じられますね!
僕的に今まで乗った板の中でも最高のデッキの一つになりました!
まだ日本では手に入れるのが難しいと思いますが、覚えておいた方が良いブランドだと思います!クオリティは間違いなし!!
Facebook Comments